東京都武蔵野市の助成事業です。まちぐるみでの子育て支援体制の確立と、地域活性化となる事業の一つとして、ぐーぐーらいぶの提案した事業が採択されました。(助成期間:平成25年10月~平成27年度末まで)
子ども向けおすすめ絵本セットの店舗等への設置
ぐーぐーらいぶが独自の子育て支援としておこなってきたおはなし会(絵本の読み聞かせやわらべうたをする会)です。「子連れ(特に乳幼児)で気兼ねなく行ける場所があまりない」という声を多く耳にしていたことから、「乳幼児などの子連れ利用歓迎!」「子育てを応援します!」というお店や医療機関などに、図書館司書の会員が店舗に合わせて選書した絵本を設置して、まちに子育てを応援するスポットを増やし、子育て支援の輪を広げています。
設置する絵本は店舗によって異なり、毎月のメンテナンスとヒアリングに基づき少しずつ入れ替えをしているので、同じ時期にさまざまな店舗でさまざまな絵本に出会うことができます。
設置した絵本は店内で自由に活用して頂き、誰もが子育て支援に参加できるツールとしての絵本の案内や活用の提案をしています。
また、店頭に「絵本設置店」ステッカーを貼付しているので、行ったことのない場所でも安心して子連れで利用することができ、新たな居場所づくりと、地域の中で動線を広げ、商店街などの利用促進と地域活性化を図ります。
おはなし会&文庫活動
市内で定期・不定期でおはなし会と文庫活動をおこなっています。
吉祥寺駅エリア
- 「あかちゃんおはなし会」
対象:0~3歳児とその保護者の方
場所:吉祥寺南町コミュ二ティセンター
日時:第2、第4金曜日 11:00~30分程度(開場10:30~12:00) - 「おはなし会」
対象:未就学児
場所:吉祥寺本宿コミュニティセンター
日時:毎月1回(土日開催)11:00~30分程度(開場10:30~12:00) - 「紙芝居おはなし会」
対象:幼児~小学校低学年程度
場所:吉祥寺本宿コミュニティセンター
日時:毎月1回(土日開催)11:00~30分程度(開場10:30~12:00) - 「あそべえおはなし会」
対象:小学生 ※小学校の敷地内の施設であるため、外部の方は入れません。
場所:第三小学校 あそべえ(放課後支援施設)
日時:第2、第4木曜日 15:00~30分程度
三鷹駅エリア
- 「おはなしぱんだ@mu-chu.com」
対象:0~3歳児とその保護者の方
場所:muchu.com ( 武蔵野市中央地区商店連合会 事務所)
日時:毎月2回水曜日(隔週)予定 11:00~30分程度(開場10:30~12:00)
マップの製作
絵本設置店とおはなし会を行っている場所のマップを作成し、配布します。(現在制作中)授乳室の有無だけでなく、「ミルク用のお湯をもらえるのか?」など、乳幼児対応がどの程度可能かの情報も掲載し、より実用的なマップを作ります。
現在参加している店舗
子育て支援体制の強化
読み聞かせなどの活動には、市内の大学生の受入れをはじめ、地域の方や店舗の方のボランティア参加の受け入れもおこなっており、絵本を通して誰もが子育て支援に参加できる体制づくりと、お店同士の繋がり、人間同士の繋がりを作ることでの地域活性化も図っています。
絵本ピクニック(野外おはなし会)の開催
まちぐるみ子育て応援事業の企画として、野外での絵本の読み聞かせや紙芝居を行っています。公園という開放感と、自然を感じながらの読み聞かせは屋内とは違った五感を刺激し、楽しむことができます。
本を扱っているため雨天は中止になりますが、申し込み不要、参加費無料の自由参加型ですので、誰もが自由に好きなだけ絵本の時間を楽しむことができます。
ぐーぐーらいぶのおはなし会では基本的に手遊びやわらべうたも行いますので、ただお話を聞いているだけでなく、参加しながら世代を超えて楽しい時間を共有できます。
図書館司書としての想い
ぐーぐーらいぶは、主に図書館司書で構成するNPO法人です。私たちは図書館司書として、絵本を活用した子育てを推奨しています。なぜなら、絵本、そして読み聞かせには、子どもの成長に必要な要素が沢山詰まっているからです。そんな絵本を通して誰もが子育て支援を応援できる、やさしいまちづくりを目指しています。